お焼香の手順に自信がありません。正しい作法を教えてください。
2020年10月1日
葬儀での一般的なお焼香の手順についてご紹介いたします。
〇お焼香の順番と、お焼香の手順について
まず初めに、喪主の方からお焼香を行ったのち、故人と関係性が深い方から順番に行います。
喪主の後は遺族、最後に参列者がお焼香を行います。
お焼香の手順は、(椅子に座っている場合は起立し、畳に正座している場合はそのままで)僧侶に一礼をしてから、親族側の方は参列者(参列者の方は喪主、親族)の方へ一礼をしたのち、焼香台へ向かいます。
この時、畳に正座している場合は、中腰で移動します。
ここまでが、焼香台までの手順となります。
〇焼香台での手順
遺影に向かって合唱と一礼をしたのち、右手の3本の指(親指・人差し指・中指)で抹香をつまみ、額の高さで掲げながら祈ります。
つまんだ抹香は香炉の中に落とします。
この動作を全部で1~3回繰り返します。
合掌したのち、遺影に一礼をします。
僧侶、参列者(参列者の方は喪主、親族)に一礼をしてから席に戻ります。
〇お焼香の際の注意点
手袋を着用して参列された場合、お焼香の際は「手袋は外す」ということに注意しましょう。
お焼香の順番が近づいてきたら、自分の席で手袋を外し、手袋は持たずに席に置いていきます。
お焼香が終わり、自分の席に戻ってきた時点で、手袋を再度着用します。
本来は、「マスク」も同様に、自分の席で外してからお焼香をすることがマナーとなっていましたが、コロナ禍の中でマナーが変わりつつあります。
斎場の指示にしたがうと良いでしょう。